スピーカー:射手園達一
1976年に渡米、雑貨ギフト、スポーツ用品、ハードウエアー、健康医療関連、美容関連等、数多くの卸しビジネスを展開。特に健康関連では全米展開し大成功。その後、全米規模のビジネスが乗っ取りにあい、すべてを失い車中生活を経験。その苦い経験をもとに、これから起業する人が自分と同じ経験をしないよう、起業家を育てる事を目標に1997年12月、ロサンゼルスにて【一旗会(ひとはたかい)】を発足。一旗会とは、日本人経営者・起業家とその予備軍を支援するボランティア団体。一旗会の活動はロサンゼルスにとどまらず、ニューヨーク、シカゴ、ハワイ、東京、大阪、九州に活動拠点を持ち、登録会員数は1200人に上る。一旗会の支援のもと実際に起業した経営者も多く(100名以上)、現在78歳、現役事業経営者。
介護疲れ! 介護人が先に倒れそう! その解決策は?
●親の介護。当たり前のようにきこえますが、実際介護に当たった人の話しを聞くと、肉体的にも精神的にも、まさに地獄の苦しみです。
●愛する両親、または配偶者の両親、年齢に伴い足元がおぼつかなくなり、増して病気がち、最悪認知症、然し病院は一定期間だけしか預からでず、介護施設への入居を検討をしなければいけません。するとその高額さにびっくりすることになります。
月々$5,000 – $8,000とても一般人には手の届かない費用です。
●そこで始まるのが家族での介護です。然し家族の人数が多く、持ち回りケアーが可能な場合何とかなるでしょうが、家族が近くにいない、ないし、家族自身が居ない場合、一人でケアーしなければいけなくなります。然し仕事しなければいけない、其の両立をどうするか?介護する側にとっては頭の痛い問題です。
●患者の無理難題はあたりまえ、せっかく真心込めてケアーしていても怒鳴られる、とてもやっていられません。現実には24時間勤務状態ですので、肉体的負担以外、精神的にも介護する側が追い込まれがちです。体調を崩しやすくなります。恨みごとの一言も発したく成ります。早く死んでもらいたい、そういう感情も沸き上がります。それが家族介護の実態です。
✅ このような場合、どう対応したら良いのでしょうか。
✅ 介護側のストレスを少しでも軽減するにはどうしたら良いのでしょうか。
✅ 患者側のストレスを少しでも軽減するにはどうしたら良いのでしょうか。
✅ 介護施設だけが回答になるのでしょうか。
●今回は実際に介護を経験された経験者から、介護の現場のお話をお伺いすると同時に、自分達が患者になった場合にすべきことはないか、其のあたりについて皆で話し合いたいと思います。
●今は長生きの時代です。その長生きが新たな火種を家族にもたらしている、実に面倒な問題ですが、それを避けては通れません。そういう事態に備える、とは一体どうすれば良いのでしょうか。それを皆で話し合いましょう。