中村良子さん(福祉ケアマネージャー)
多目的な社会福祉センターの必要性を感じた日系アメリカ人活動家により、1979年リトル東京に設立。地元コミュニティに言語と文化に配慮した社会福祉サービスを提供。1980年代後半、90年代前半には、民間事業開発のため立ち退きを要求された低所得居住者の居住権を主張する代弁活動を行うなど、その後地域開発部門も併設。今日のLTSCは、支援が必要な方々への社会福祉サービスの提供だけでなく、地域開発への参加と、リトル東京というコミュニティが人々のための場であり続けることへの支援に力を入れています。
テーマ: アメリカの福祉プログラムについて
●人生には色々な事が起きます。本人の頑張りとは無関係に、幸運、不運がはたらき、老後苦しい思いをする人も出てきます。其の時、そういう人々を支えてくれるのが政府の各種福祉プログラムです。
●昔NYで日本人母娘が餓死する事件がありました。豊かな国での餓死事件、私には信じられない出来事でした。周りに相談する人がいなかったのか、英語が分からずそういうサポートプログラムがあるということを知らなかったのか、それとも人さまに迷惑をかけてはいけないという日本的発想が働いたのか、もしくは日本人的メンツ・恥文化の為そのような援助を受ける事を良しとしなかったのか、其の真相は不明の報道でしたが、何故? という疑問と繰り返してはならないという思いに駆られたものです。
●福祉プログラムは皆に利用してもらうために存在するものであり、それを利用する資格のある人は当然利用すべきプログラムです。いつ何時人は天災・人災・事件・事故といった不幸・不運に襲われるか分からない、だから国は彼らを助ける、其れだけの事です。みっともない、税金泥棒、そういった問題ではないのです。
●生活苦、住居苦、病気苦等に対して食料の援助、生活費援助、住居提供 それがあればこそ人々は生存、そして再起することが出来るのです。
●福祉プログラムにはどのようなサポートプログラムがあるのか、
受給資格はどのようなものか、
どのように申請したらよいのか、
●今回はこのあたりについて詳しいリトル東京サービスセンターの中村良子さんをお呼びし、詳しく学びたいと思います。
●当事者・関係者以外、周りに福祉を受けるべき人をご存じの方もぜひ参加、皆が積極的にアメリカ生活を満喫できるように応援していこうではありませんか。