人間は怪我をします。病気に成ります。高齢者にはその頻度が増え、病状も悪化しやすのが特徴です。だから医療保険は生活必需品に成ります。
アメリカの医療費は高額です。ですから保険無しで自費で支払ったのではいくらあっても足りません。然し其の保険料はバカにならない金額でした。其の為多くの人が保険無し、おかげで症状が悪化し、彼らが緊急病院に駆け込む事態が発生、州の出費が増加する羽目になりました。
そう言ったアメリカの医療制度を変える為に、2013年通称オバマケアという法律ができ、その法律に基づいて個人が健康保険に手軽に加入できるように設立されたのが、健康保険のマーケットプレイス。
カリフォルニア州のマーケットプレイスはカバード・カリフォルニアで、所得に応じて保険料に充てられる補助金が貰えるか、または、収入が一定以下の場合は、自動的にメディケイド(カリフォルニア州ではMedi-Cal)に申込が送られることになりました。
1. カリフォルニア州では、住人は必ず健康保険に加入する必要があり
2. 合法的にアメリカに住んでいる個人の健康保険は、64歳まではオバマケア健康保険(カバードCA)、65歳からはメディケアへと移行する。
3. 65歳になる際に、メディケア・パートAが$0にならない場合は、オバマケア健康保険にとどまる事も可能。
4. もし65歳になる時に40クレジットを獲得していない場合は、クレジットの数に応じてメディケア・パートAの保険料が発生する2023年メディケア・パートAの保険料
クレジット0-29: $506/month、
クレジット30-39: $278/month、
クレジット40: $0/month
2023年メディケア・パートBの保険料: $164.90/month
5.フルMedi-Calを持ち、かつ、メディケア(パートA&Bを持っている場合は、メディ ケアの保険料(パートA&Bを払ってくれるプログラム(Medicare Savings Program) が利用できる可能性もあります。
高齢になって医療保険が無い、これほどみじめなことはありません。まさに自殺行為です。 私の周りにも長年不法滞在の為無保険の人もおります。但し、2022の5 月から、50歳以上の不法滞在者もMedi-Calが持てるようになりました。Medicareの40クレジット払い込んでいない人は、パートAを支払う ことによりMedicareを利用できるようにするか、それとも低所得者とし てMedicalを申請する事をお勧めします。
理想としては両者を持つとMedi-Mediになり、より良い医療サービスを 受けることが出来ますので、其のあたりは専門家におたづねください。(人生一服会のホームページをご参照ください) Medicalが低所得者用だからとしり込みする必要はありません。受けれ る医療サービスの質には全く差はありません。人生には色々な事があり、其の為色々な人が生れます。 そういう人々を助ける、其の為に政府のプロ グラムはつくられます。皆が使う事を前提に用意されているのです。アメリカは人道主義の国、セコンドチャンスの国と言われますが、こういう 政策・プログラムにもアメリカ的生き方が示されています。遠慮すること なくそういうプログラムを利用する、そしてより良いアメリカ住民の一員と してアメリカを盛り立てる生き方を送る、其れこそがアメリカが国民・住 人に求めていることですので、そういうつもりで各種プログラム同様 Medical を駆使してください。