今月のテーマ

第4回:エステートプランニング

エステートプランニング
2021年7月10日 (土)18時~20時
ゲスト:上村カズ弁護士・専門弁護士:エステートプランニング
テーマ:エステートプランニングで自分の財産を守り、必要な人に受け継いでもらう

上村一昭 弁護士

専門弁護士
エステートプランニング
000-000-0000 ()
EMAIL
Email:

 
専門分野:
1983年以来カリフォルニア州・相続法の専門弁護士。以下3つの特殊分野に強い

1.エステートプラン:
お客さまが自分の財産を管理できなくなった場合、誰がそれを代わってするかについての指示書を作成。また、自分の死後、財産の受け取り人を決定。

2.トラスト運営:
死亡者がリビングトラストを作成していた場合、リビングトラスト内での指示が尊重されます。上村氏は、受託者がトラストの指示を執行、トラスト内に指定された受益者に財産を譲渡するお手伝いをします。

3.プロベート:
プロベートとは、死亡した人の財産を分配する裁判所の手続き。死亡者が遺言書を残さなかったり、遺言書は残してもリビングトラストを残さなかった場合に必要。

______________________________

●貴方が長年汗水流して蓄えた財産、残念ながら生前使い切れない場合それを遺産という形で誰かに引き継いでもらうことに成ります。 其の誰かの手に渡るような手配をしておりますでしょうか。

●財産というほど大袈裟でなくても日常の銀行口座、証債権の取引口座など、あらかじめ若し自分に何かがあったら特定の人の管理下に入るようにしておく必要があります。 それをしていなかった為多くの口座が受取人無しとして国庫に保管されております。

●貴方は永久に生きるわけではありません。 今元気でもいつ何時何が起きるのか分からないのが現実です。だから備えあれば憂え無しなのです。

●貴方を襲うのは死(病死・事故死)だけではありません。 認知症などにかかれば生きていても生きた屍に変貌します。 其の為の生活費や治療費の面倒を見てもらえるよう其れなりの手をうっておかなければいけません。 死んでしまってから自分はどう埋葬されるのかも気になるところです。 それを事前に指示しておけば安心です。

●人によっては多くの子孫を抱えているため、貴方がいなくなってから財産争いが予測されます。死んでから自分の家族が骨肉の争いを引き起こす、自分のおかげで。 何ともやりきれないのではないでしょうか。 家族の為よかれと思い残した財産がゆえに、却って家族に不幸をもたらす、実に皮肉な話です。

●ビジネスマンであれば、支払いが滞ることの無いよう、そのような手配をしておくことが重要です。 不動産収入のある方は、いざという事態が発生しても事態をコントロールするだけの準備が不可欠です。

●世の中で逃れることのできないのは「死」と「税金」。 自分の財産から決められた税金をキチンと払ってもらう手はずをしておかないと、財産の引き継ぎに障害が発生します。 避けたいものです。

●このように想定されるすべてのことに対して備えが無いと、 いざ事態が発生した時全てが停止、関係者・家族が慌て、苦しむことに成るのです。 それがあらかじめ財産管理・分与計画とトラステー・遺言書を用意する理由です。 これが今回のEstate Planningに成ります。

●人によっては、この程度の財産でそこまで大袈裟にしなくても、と考えるかもしれませんが、現実には、貴方の死後税金を含め多くの法律問題が発生、残された家族や関係者は迷惑することに成ります。 是非避けたいものです。 


●そこで、今回はアメリカのEstate Planningの専門弁護士の上村カズ氏をお招きし、其のあたりの説明と、必要な人はその手続きをお願いするための場をもうけました。 興味のある方は是非ご参加ください。 質疑応答時間も十分もうけておりますので、質問の有る方是非ご参加ください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です