今月のテーマ

第22回:高齢者の介護問題

高齢者の介護問題 人生一服会 ロサンゼルス 射手園達一

2023年1月14日 (土)18時~20時
ゲスト:増田修二 & 竹本のり子

増田修二 看護士
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増田修士 Shuji Masuda(看護士), ADN, RN, BSN, PHN, MPH
1996年College of Marin看護科卒業、翌1997年Registered Nurseの資格を取得。2000年カリフォルニア州立大学Northridge看護科卒業、同年Public Health Nurseの資格を取得。2000年からロサンゼルス日系高齢者の看護を初め、以来20年以上、南カリフォルニアの日系高齢者と関わる。2007年にサンディエゴ州立大学のMaster of Public Healthを修め、同校プログラムにてHealth Service Administrationを学び、後にGeneral Managerとして、訪問介護の会社で会社管理をしつつ、RNの経歴を生かし医療現場で高齢者の健康状態を評価やCaregivers(ヘルパー)の監督・指導をしている。


竹本のり子

Long Term Care Insurance(UI Partners)
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竹本のり子 Noriko Takemoto
20年近くのトータルファイナンシャルプランの経験を活かし、住宅ローンや生命保険、リタイヤメントプランなどのお手伝いをします。住宅ローンはパーチェスローンやリファイナンスはもとよ、リバースモーゲージも積極的に取り扱っています。保険業務は健康保険、メディケア、各種生命保険など年齢にかかわらずあなたにぴったりのプランを見つけます。

●人間は怪我をします。病気に成ります。そして高齢に成ればなるほど体力の衰えに伴いその頻度と程度が悪化します。病院通い医者通いが日常に成り、薬の服用は毎日の事。


●それだけで済めばよいのですが、そのうち一人で身の回りの事を処理できない状態に陥ることがあります。医者通いが出来ない、食事が一人ではできない、トイレが一人ではできない、入浴・シャワーなどとても無理。そして何よりこわいのが認知症の発生。


●このような状況になると配偶者が健康で元気であっても、しょせん老々介護。下手をすると両者共倒れの危険もあります。かといって介護施設に入るほどではない場合、どうしたら良いでしょうか。


●そこで必要になるのが、身の回りを世話するヘルパーの雇用です。


●お掃除・洗濯・お料理・話相手・お使い程度なら誰でもできる仕事の為、ヘルパーの仕事は手軽な仕事として応募する人は多いのですが、其のレベルを超えた仕事になるとある程度の訓練を受けた人が必要に成ります。また、いざ緊急事態が発生した場合専門性が要求されます。そこに登場するのが、介護専門会社です。


●介護専門会社と一般ヘルパーさんとでは何が違うのでしょうか。介護される当人、そして依頼する家族にとっては重大な関心事です。 


●今回はこのあたりに詳しい介護専門会社The Key社のロバーツゆかりさんをお呼びし、詳しく学びたいと思います。とりわけ気になるのは、費用、そして保険の適用の有無。

●介護の問題は当人だけの問題にとどまらず家族を巻き込んだ重大な問題です。家族の負担を減らし経済的な負担を減らしながら、要介護者には必要な介護を実施するにはどうしたよいか、要介護者を抱える家族の皆さんも其のあたりを専門家にどしどし質問してみてください。


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